先日発表された新型 iPad と同時にリリースされた Apple Pencil の新モデル Apple Pencil Pro を購入して約2週間が経過しました。
本記事では僕自身が Apple Pencil Pro を使用してみて感じたことや製品としての特徴などについてお話ししていきます。
特徴
まずは本製品の特徴について軽く触れていきます。
特徴① 新機能「スクイーズ」
新機能「スクイーズ」は Apple Pencil Pro を指で強く握ることでパレットを近くに表示させることができる機能です。
これまではペン先の種類や色などを変更する場合は基本的に固定の位置にあるパレットを使う必要がありましたが、Apple Pencil Pro ならわざわざ手を移動させる必要はありません。
まさに痒いところに手が届いたような機能ですね。
特徴② 新機能「バレルロール」
もう一つの新機能「バレルロール」は Apple Penci Pro を回転させることで形の異なるペンツールとブラシツールを正確にコントロールすることができます。
地味に便利な機能ですが、主に絵を描く人にとって恩恵のあるものかもしれません。
特徴③ 「触覚フィードバック」の採用
「触覚フィードバック」とは自分のアクションに対する反応(確認)としてデバイスが軽い振動を伝えてくれることで、これまでは MacBook のトラックパッドや Air Pods などに搭載されていたのですが、ついに今回のモデルから Apple Pencil にも触覚フィードバックが採用されました。
自分がアクションを起こしたことをしっかり認識させてくれる便利機能です!
特徴④ 「探す」機能に対応
登録したAppleデバイスが今どこにあるのかを知ることができる「探す」機能にも対応しました。
基本的にiPad本体にマグネット装着している関係上、失くしやすいApple製品代表になってしまっている Apple Pencil がこの機能に対応してくれたのは嬉しいですね。
Apple Pencil は高確率でバッグの中で外れています。
Apple Pencil Pro レビュー
では実際に外観・良かった点・気になった点に分けて実機をレビューしていきます。
外観/デザイン
全体の見た目としては Apple Pencil(第2世代)から変わっていません。
デザインとしては刻印されている製品名が変わったくらいですね。
良かった点(メリット)
新機能「スクイーズ」がかなり便利
「スクイーズ」のおかげでペン先ツールや色の変更はかなりスムーズに行えるようになりました。
特に頻繁にパレットを呼び出すような方にとってはかなり大きな進化だと思います!
新機能「バレルロール」はそこそこ便利
ペン先の太さを微調整できる「バレルロール」は便利ではあるのですが、やはりどちらかと言うと絵を描く方向けの機能だと感じました。
僕自身は多用することはない気がしていますが、機能自体は結構面白いと思います。
触覚フィードバックの応答性が良い
触覚フィードバックについては使用している自分にしか分からないレベルの振動なのでお伝えすることが難しいのですが便利な機能であることは間違いありません。
基本的には前述の「スクイーズ」機能への応答がメインなのですが、かなり応答性が良いです。
無くても困りませんが、あった方が良い機能だと感じました。
気になる点(デメリット)
スクイーズの誤作動
スクイーズ機能自体は本当に便利なのですが、「握る」という基本的な動作によって作動する関係上、自分の意図していないタイミングで作動してしまうことがあります。
まだ2週間しか使用していないので慣れが必要なのかもしれませんが、少し気になったのでデメリットとして挙げておきます。
前モデルに比べ若干重い
Apple Pencil(第2世代)の重量 18.2g
Apple Pencil Pro の重量 19.15g
たった1gの差ではありますが、僕はApple Pencil(第2世代)を長く使用してきたこともあり、新モデルのApple Pencil Proに「あれ、重い」という感想を持ちました。
2週間使用した今は特に何も思わなくなりましたが、これまでApple Pencil(第2世代)を使用してきた方は初めのうち若干の重さを感じると思います。
Apple Pencil Pro レビューまとめ
・新機能の「スクイーズ」と「バレルロール」が便利
・触覚フィードバックを搭載し、探す機能にも対応
・スクイーズの誤作動と重量が若干気になるところ
Apple Pencil Pro を購入する際の注意点としては、対応デバイスが新型の M2 iPad Air 及び M4 iPad Pro のみとなっている点です。
それ以前のモデルのiPadだとそもそも使用することができないので気を付けましょう。
価格は日本円で約2万円と決して安くはないですが、十分に買う価値はある仕上がりになっているので個人的にはおすすめできるデバイスとなっています。
最後まで見てくださりありがとうございました。